2013年4月19日金曜日

【総合相談室】総合相談室発!ソーシャルワーカー向け新人教育プログラム

みなさん、こんにちは。
各部署に新入職者が配属され、相談室にも新たに活気のある空気が流れています。
新入職の皆さんは、この時期、様々な新人教育を受けて頑張っていることと思います。

手前味噌ながら、亀田メディカルセンターは(特に医療関係者の方々から)“教育体制”について褒められることが少なくありません。

では、それは実際どんな教育体制なのでしょうか?
今日はその中身をほんの少しだけ紹介します。

 ☆院内で各種勉強会や講演会が毎日開催されている!
実際に入職してしばらく経つと、それが普通に思えてしまうのですが、改めて思い返してみると、当院ではほぼ毎日、院内の至るところで勉強会や講演会が開催されています。

もう一度言います。

ほぼ毎日です!(これってすごくないですか?)

そのほとんどは、毎日17時半頃から開催されています。内容は他分野に渡り、各診療科における医療に関する内容や、コーチングなどのコミュニケーション技法、さらには外国人講師による英会話教室まで開かれています。
自らアクセスさえすれば、学ぶことが出来る環境が整っているのです。


  ☆総合相談室には、ソーシャルワーカーの新人教育プログラムのシラバスが存在する!

さて、総合相談室内ではというと、、、
もちろん、ソーシャルワーカーに対する独自の新人教育プログラムが用意されています。
しかも驚くなかれ、なんと、『シラバス』まで作成されています。
『シラバス』は社会情勢や法改正により、毎年更新されます。
内容は、社会人としてのマナーから始まり、ソーシャルワーカーの倫理綱領、ケース記録の意義や書き方、各種制度を活用しての支援方法まで、全28講義と実に多岐に渡ります。
講師はもちろん、総合相談室の現役ソーシャルワーカーが、実際の業務に則した内容を講義しています。

おまけ
夏休みには、福祉系大学生を対象とした、「大学生向けソーシャルワーカー研修会」も開催しています。詳しくは別の機会に紹介します!

2013年4月8日月曜日

【総合相談室】『賞賛BOX』 やる気を引き出す職場風土作りの試み

こんにちは。

今日は私たち、地域医療支援部内で行っている『賞賛BOX』についてご紹介します。

職場風土の創造 『賞賛BOX』とは?

地域医療支援部では、目指すべき職場風土として「思いやりの心をもって仲間を尊重し チャレンジを支え合い、共にいきいきと成長し続ける職場を築きます」というビジョンを掲げています。

そのビジョンのもと、お互いの頑張りをたたえる職場を創ることを目指し始まったのがこの『賞賛BOX』です。



『ホメホメメモ!』 

下の写真にある『ホメホメメモ』に、仲間に対して、
 「○○に賞賛」
 「○○ありがとう」
という内容を記載し、『賞賛BOX』に入れます。



()

「○○さんへ いつも早めに出勤して、ゴミを片づけてくれてありがとう。」
「○○さんへ いつめ親身になって色々な相談に乗ってくれてありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。」
等々

賞賛・感謝が習慣化➡承認しあう職場風土でやる気UP!

その『ホメホメメモ』を週に1度、地域医療支援部の朝礼で報告しています。
その報告を聞いていると、

「この人はこんなことまでしていたんだ」
「そんなことに気付くなんてスゴイ!」
と思わされることもしばしばあります。

また、賞賛された方々は、
「意外と嬉しい!」
「そんなところまで見ていてくれたんだ!」
と、喜びを感じ、自己肯定感が高まっているようです。

昨年の7月から開始して半年以上が経ちますが、毎週の報告は恒例になってきました。
朝から職場の雰囲気が暖かくなっているのを感じます。
また、仲間への賞賛・感謝の気持ちに意識が向きやすくなったように思います。

皆さんはどんな職場風土の中で働いていますか?

2013年4月5日金曜日

【再褐】もうご覧になられましたか?『自宅で過ごす患者さまの作品展』


みなさん、こんにちは。

先日もご紹介させて頂きましたが、亀田総合病院の地域医療支援部では、昨年に引き続き、自宅で療養される10数名の作品を展示した、『自宅で過ごす患者さまの作品展』を開催しています。



立ち寄られた方々からは、
 「心温まる作品に触れ、優しさで涙が一杯になった。」
 「すばらしい作品と人間の力に感動した。」
 「チャレンジする気持ちを教えてもらった。」
 「生きる勇気をもらった。」
 「どんな時も前を向いて生きていこうと思った。」
など、温かな声が寄せられています。




身近なものを題材にした絵画、短歌、写真には、出展者の温かな感性が表現されています。

皆さまも、ご来院の際はぜひ一度お立ち寄り下さい。




場所:亀田クリニック1階ロビー 
期間:3月13日~4月30日(日祭日、毎日9時~17時まで)

2013年3月12日火曜日

【告知】『自宅で過ごす患者さまの作品展』開催のお知らせ

みなさん、こんにちは。

今日は、私たち地域医療支援部のスタッフが主催する『自宅で過ごす患者さまの作品展』についてご案内します。

この作品展は、“病気により体が不自由になっても、家族の協力や医療・介護サービスを受けながらひたむきに生きる方々を支援しよう”と、昨年から始まりました。地域医療支援部の在宅訪問スタッフが中心となって、自宅で療養されている10数名の方の作品展示を企画したのがきっかけです。


動かない指に筆を固定して全身を使って書いた絵や、半身麻痺により立っているのもままならない状態で撮影された写真などが並んでいます。


身近なものを題材にした絵画、短歌、写真、折り紙などには、出品者の豊かな感性が表現されています。

皆さまも、ぜひお立ち寄り下さい。


日時:3月13日~4月30日(9時~17時まで/日祭日休み)場所:亀田クリニック1階ロビー 

2013年3月8日金曜日

【総合相談室】医療費の支払いに困っていませんか?②

こんにちは。

今日は前回に引き続き、70歳以上の医療費負担軽減制度について紹介したいと思います。


     70歳以上の方の窓口負担
70歳以上の場合、“限度額適応認定証”の手続きは不要です。あらかじめ、所得に応じた窓口負担限度額が設定されています。

ただし、非課税世帯の方々は注意が必要です。
この方々は、事前に“限度額適用・標準負担額減額認定証”を各窓口で申請することが必要です。これを行わないと、課税世帯の方々と同額の医療費が請求されてしまいます。

ということで、窓口負担限度額を、以下、表にしてみました。

所得区分(※)
外来のみ(個人)
入院+外来(世帯ごと)
現役並み所得者    
44,400円
80,100円+(医療費-267,000円)×1%
一般
12,000円
44,400円
住民税非課税Ⅱ
8,000円
24,600円
住民税非課税Ⅰ
8,000円
15,000円

(※)詳しい説明はここをクリック➡http://www.city.kamogawa.lg.jp/JP/0002/0145/00002141_2_145.html
 

申請窓口は、
【70歳~74歳の方】
国民健康保険:市町村役場
協会けんぽ:けんぽ協会県支部または勤務先の担当者
組合保険:各健康保険組合窓口または勤務先の担当者 

【75歳以上の方】
後期高齢者医療:市町村役場


70歳以上の方々も、70歳未満の方同様、加入している保険、病名等によって、他にも利用できる医療費負担軽減の為の制度もあります。


なんだか複雑過ぎてよく分からない方、どうぞご安心ください!!


総合相談室では、1人ひとりの状況に合わせた相談を行っています。是非ご利用下さい。

2013年3月1日金曜日

【総合相談室】医療費の支払いに困っていませんか?

こんにちは。

今回は、ソーシャルワーカーへの相談頻度が高い、医療費の負担を軽減する制度について紹介したいと思います。


総合相談室へは、

     医療費の支払いが心配
     これから入院するんだけど、医療費ってどのくらいかかるの?
     何か医療費の負担を軽減させる制度はありますか?

などの相談がよくあります。


答えは、Yes!です。



     70歳未満の方の窓口負担を軽減

一般的に70歳未満の方の窓口負担は3割です。
しかし、手術抗がん剤治療など高額な治療を受けた場合、3割といってもその医療費は数十万円にも及ぶ場合があります。
高額な医療費がかかる場合に、事前に“限度額適用認定証”の申請をしていただくことで、一医療機関ごとの窓口での支払を自己負担限度額までにとどめることができます。

自己負担限度額所得に応じて3段階に分かれており、次の計算式に当てはめて計算します。

・上位所得者(区分A/標準報酬月額53万円以上)
150000円+(医療費-500000円)×1%=約16万円
・一般(区分B)
80100円+(医療費-267000円)×1%=約9万円
・住民税非課税(区分C)
一律35400円       



申請窓口は、
国民健康保険:市町村役場
協会けんぽ:けんぽ協会県支部または勤務先の担当者
組合保険:各健康保険組合窓口または勤務先の担当者
です。 


入院した場合は自己負担限度額にプラスし、別途、食事療養費と差額ベッド代がかかります。食事療養費は260円/食、差額ベッド代は病院や部屋タイプによって異なります。
これら保険外医療については医療費控除の対象になるため、以前紹介した「医療費控除のお話」をご参考下さい。

尚、年齢や加入している保険・病名などによって、他にも利用できる医療費負担軽減の為の制度もある為、詳しくは加入している健康保険の窓口か総合相談室までご相談下さい。
日本には、”知らなきゃ損!”をしてしまう制度が本当に多いですよね!


次回は70歳以上の方の窓口負担軽減について紹介したいと思います。



参考:全国健康保険協会   http://www.kyoukaikenpo.or.jp/13,33192,89,146.html  

2013年2月23日土曜日

【総合相談室】高次脳機能障害の支援とは?

こんにちは。

高次脳機能障害支援コーディネーター全国会議に参加してきました。
今回は、そこで勉強してきたことを紹介したいと思います。


高次脳機能障害とは?→クリック!


全都道府県に支援拠点機関が設置!

平成19年の福田内閣時に目標とされた支援拠点機関の“全都道府県への設置”が今年ようやく達成されたようです。
しかしながら、県内に1箇所設置されたからといっても、自分の住む地域に支援拠点機関がなければ、支援を受けることは現実的ではありません。今後は各地域での支援の均てん化が課題となるでしょう。

千葉県においては、以前から千葉リハビリテーションセンターと松戸市の旭神経内科リハビリテーション病院が支援拠点機関に指定されていました。当院は平成21年に千葉県で3番目の支援拠点機関に指定され、前述の2病院と連携してそれぞれが特徴を持った支援を行っています。



就労・就学の相談が増えている!

近年、がんや難病等あらゆる疾病・障害においても、就労と就学についての相談件数が爆発的に増えていることが報告されています。
昨日の会議では、特に高次脳機能障害児の就学(復学)についての話題が重点的に挙がりました。



学校は『環境変化』の多いところである

高次脳機能障害者(児)の特徴の1つに、環境変化への対応を苦手とすることが挙げられます。家庭では限られた環境内で、慣れを活用して支援ができますが、学校では、
・科目毎に先生と教室が変わる
・毎日授業で新しいことを習う
・学年が変わるとクラスの友達が変わる
その他にも季節の催し物や進学に向けての問題など、実に多くの環境変化があり、変化毎への支援を要します。


高次脳機能障害は希少疾患!

全国の義務教育段階の全児童生徒数は1053万人。その中で特別支援学級の児童生徒は1.47%(15.5万人)です。特別支援学級では主に、肢体不自由・自閉症・発達障害・知的障害・言語障害といった児童が多く、全国で年間1000例程度と言われる高次脳機能障害児は、極めて希少と言えます。




高次脳機能障害児を受け持ったことのある教諭はほとんどいない!

前述のように、高次脳機能障害児は実に1万人に1人。故に、経験や知識を持った教諭がいること自体が珍しいことなのです。医療従事者はこれを心得た上で、もっと学校へ対してアプローチをする必要があります。



平成18年に施行された障害者自立支援法高次脳機能障害支援普及事業により、高次脳機能障害は社会的に認知されるようになりましたが、学校や職場、福祉分野では、まだまだ十分とは言えません。

支援コーディネーターの一人として、当地でもっともっと生活の場へアウトリーチ(出向き)し、高次脳機能障害への支援普及を進めていくことの必要性を再確認しました。